ハワイのオアフ島での移動に便利な公共交通機関The Bus。今ではハワイ観光のガイドブックには必ず載っているので、既に利用されている方も多いはず。いわゆるバスです。
TheBus 公式サイト:
http://www.thebus.org/
■バスの利用法
最近はガイドブックにも記載されていますが、私のお薦めはなんと言っても「地球の歩き方 リゾート323 ハワイバスの旅」でしょう。バス停の場所、主要ルートマップなどが詳細に記載されています。
地球の歩き方 リゾート ハワイ バスの旅
もちろん、ハワイのThe Busの中でも利用法が、ダウンロードできますので下記アドレスからダウンロードしてください。日本語、英語など複数の言語で書かれています。
TheBus -
Riding TheBus is Easy(PDFファイル)
実はバスには自転車も乗せられます。こちらもTheBusのサイトで利用法がダウンロードできます。
TheBus -
How to Use the Bike Rack (PDFファイル)
■The Busに乗る
(1)行きたい場所の路線番号を確認
TheBusのサイト
Rutes & Timetablesで確認します。
しかし、これは実はちょっとわかりにくいので、上記でご紹介したガイドブック「ハワイバスの旅」で調べるか、入手できればバスに乗るときに「TheBus System Map」(下の写真:左)を運転手さんに貰ってください。
このSystem MapはWaikikiを中心とした主なバスの路線が書いてあるので大変見やすく、便利です。
また、TheBusの路線図(Map)は、Ala Moana CenterのSATELLITE CITY HALLS(Street Levelの Kapiolani通り側)や、ワイキキ・ビーチ・コマーやワイキキ・ゲートウェイホテルでも入手できます。
(2)バス停を探す
The Busは、TheBusと書かれた黄色いバス停で待っているとバスがやってきます。
ちなみにCity Express(急行バス)の停車するバス停には、「City Express」と書かれています。
バス停には、停車する路線の番号と行き先が書かれています。
例えば、アラモアナショッピングセンターへ行きたい場合には、8番のAla Moana Center行きに乗ればよいことが判ります。
私はホノルル空港へ人をお迎えに行くときに良く乗る空港行きのバスは、「Airport」と書かれた19番と20番です。
(2)バスの番号を確認しながらバスを待つ
路線番号と行き先は、バスの正面に表示されています。バスには、路線を確認して該当する番号のバスに乗ってください。できれば、運転手さんに行き先を言って正しいバスかを確認しましょう。
(4)運賃を支払う
料金は先払いです。運賃の支払いは、現金のみですので注意してください。
ついこの間までは、大人の運賃は$2.00だったのに、2009/09現在は、$2.25になっているようです。25セント玉が必要になりますね。
短期留学などの1ヶ月以上の滞在の時には、「Monthly Pass」(一番上のSystem Mapと同じ写真:右)が便利です。
Monthly Passの値段は、現在$50.00。
Monthly Passは、アラモアナショッピングセンター内のスーパーマーケットFoodLandで購入できます。
なお、短期ハワイ滞在者に便利な4dayの乗り放題Passは、ABCストア(コンビニ)で購入できます。
このPassは、運転手さんに見せてから乗ります。
また、バスを乗り換えたり、往復でバスを利用するときにはトランスファー(乗り換え券:時間の書かれた帯状の紙)を運転手さんから受け取ります。このトランスファーで1回分だけ運賃をサービスして貰えます。
トランスファーを利用可能な時間は、紙の切られている最後の時間までで、ほぼ2時間ほどになっています。下の写真のトランスファーは、2007年のものですが、今も変わっていません。
このトランスファーはオレンジ色ですが、日が変わるとトランスファーの紙の色も変わります。切れている場所が11AM45となっているので、乗り換えしたときにこのチケットが利用できる時間は11:45AMまでだということが判ります。
(5)降車のタイミング
バスを降りるときには、降りたいバス停の手前で窓のところにあるベルト(ワイヤー)を引きます。写真のように上に「PULL TO SIGNAL」と書かれているので判ります。
引くと「STOP REQUESTED」と表示され、次のバス停で停車してくれます。
初めての場所に行く場合には、運転手さんに近くに来たら教えてくれるようお願いするか、近くの交差点をあらかじめ調べておき、バスがどの通りを走っているかを気をつけているしかありません。
私は、「何々のビルが見えてきたら」とか「何々ホテルを通り過ぎたら」とか目印になる建物をあらかじめ調べるようにしています。